つくつく箱

何かつくったら入れるところ

ロール羊毛

先月つくったウサギさんをもっと量産してみたくてうずうず。

これまで下地に使っていたハマナカのニードルわたわたですが、これって仕上げに使うカラー羊毛(ソリッド)と同じ価格なんです。ナチュラルやミックスよりはお安いけれど、中に包んで見えなくなってしまうので、もったいない気がしていました。

ハマナカさんの羊毛は色も綺麗で上質でとってもよいけれど、羊毛を洗ってほぐして繊維を揃えてお掃除してあって、どれもフェルト手芸に適した仕上げに使える品質。
でも、原毛はいろんな状態で販売されていて、種類も様々。染めたり、紡いだり、織ったり、フェルトにしたり、ぬいぐるみの中詰めやお布団に、用途に応じて選べるのでした。

ふわふわ羊毛に触れていろんな可愛い楽しいことをしていると、羊さんに親しみも感じるし、もっと羊のことを知りたくもなる。

ひつじがすき

ひつじがすき

羊毛のしごと

羊毛のしごと

羊やフェルトのことを知ろうと書物やサイトを渡り歩くのもまた楽し。

これらの本やいろんなサイトから知ったことをここにちょこっとだけ備忘録。

羊毛の状態

  • グリージ 
    刈取りしたまんまの状態で脂や汚れもそのまま 
    刈り取った1頭まるごと分をフリースというらしい
  • スカード 
    機械で洗って脂分を除去したもの(脂分2%に)
  • ウェッブ 
    大きなドラムでカード機(針でときほぐすような機械)にかけたもの
  • ロール 
    ウェッブをふわっとシート状にしてロールに巻き取ったもの
  • スライバー 
    カード機で繊維の方向を揃えてロープ状に細長く巻き取ったもの
  • トップ 
    スライバーを更に櫛ですいて(コーミング)ゴミを取り去ったもの


なるほど。下地というか中詰めにするなら、お布団やぬいぐるみに使われるというロールがいいかも。

そこで、時々通販でお世話になるお店を調べてみたら、いくつかよさそうなのを『羊の工房 包 ( パオ )』さんで発見。ヽ(゚∀゚)ノ

  • 中詰めに使えそうなロール羊毛
    • 英国チェビオット ロール(¥300/100g )
    • フランス ロール(¥300/100g )

ほどよい弾力があってまとめやすくて白いのの中でも安価なものを選んでみたよ。

包(パオ)さんのニードルがけっこう使いやすくていつもストックを買い求めていたので、今回は試しに上のロール羊毛を20gずつ購入して使ってみました。
 
うっ、違いがあまりよくわからなかったりして・・・(汗)。
フランスロールのほうが微妙にしっとり柔らかな感じ?
ただ、なぜかこちらのフランスロールからは香水のような匂いがしました。よい匂いなのだけれど香料が苦手な私にはちょっと気になるので、英国チェビオット ロール でいくことに。

300g注文してみました。


どどーんと来たヨヽ(゚∀゚)ノ
想像以上のボリュームであります。

そしてウサギ増殖


さらに増殖

だんだん小型化していく・・・なぜだ? 材料を節約しようという潜在意識が働くのかも。

同じのを作るのは難しい。私には無理!
それぞれ表情やポーズの違うものにしていこうと決めたら、あらら、
そっちのほうがうんと楽しかった。ヽ(*´∀`)ノ
ウサギさんファミリー