骨組みと重心
羊毛のお人形は全体的にとても軽くて、バランスよく立つように作っても、吹けば飛びそうな危うさです。頭でっかちなものなどは、奇跡のバランスで立っている気がします。二本足の人形を自立させるには、足(底面積)を大きくするよりも、低い重心が肝だとつくづく思うこの頃。大きさよりも重さなのだなぁと実感。
最近はモールをよく芯に使います。安くてお手軽です。
足首におもりを巻きつけただけで、かなりの安定感。
わりと簡単に立ってくれます。
何をおもりに使おうかと考えて思い出したのは昔ラジコンで使ってたバラストのこと。そこで模型店や東急ハンズで捜したけれど、見つけたのは釣具屋さん(笑)。ラジコン飛行機やゴルフクラブの重心の調整に板状のものが売られていますが、釣具屋さんの板オモリがいちばん安価でした。ハサミで簡単に切れて扱いやすいです。
天然素材の羊毛人形にあちこち金属を埋め込むのは、なんだか少し残念な気もするので、普段はあまり使っていませんが、これは細身の頭でっかちなので、おもり入りです。
何故だかちょいワル顔が頭に浮かんで離れなくなったので、珍しくニヤッ( ̄ー ̄)としたヤツになりました。
そしてこちらはちょっと失敗
後で顔も身体も整形手術をしなければ。
この前の白いウサギのほうが好みです。
なんだか てんでバラバラなトリオ になりました。
骨格や筋肉の構造が詳しく描かれていて興味深いです。
An Atlas of Anatomy for Artists (Dover Anatomy for Artists)
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