つくつく箱

何かつくったら入れるところ

小さな手が難しい

べっぴんさんの妖怪とか少女とか、お人形を作ってみたいと思い立ってから既に何ヶ月?月日の経つのが加速度的に感じます。

企画倒れでコールドスリープ中の初代人型。
あれから半年以上もとっくに過ぎています。何度か作りかけては、下手クソすぎてイメージが崩壊してモチベダウン、何やら思いついてはまた撃沈の繰り返し。でも、ま、何かしら思い付きを試してみる、そのこと自体を楽しんでいます。

で、近頃あれこれ試みているのが“5本の指が動かせる小さな手”。
動かせるようにするには曲げ伸ばし可能な芯材が必要で、それに羊毛を巻きつけてチクチク刺し固められる太さでは、あまりにごっついのです。やってみたら巨人の手サイズのグローブみたいになりました。
そこで、針金の表面にボンドで貼り付けることにしました。
とりあえず手持ちの材料を使います。

  • テクノロート 0.7mm
  • 乾くと透明になる手芸用速乾性ボンド
  • 肌色の羊毛




この細さが限界かな。
んで5本束ねて肌色羊毛でぐるぐる巻いて固めたらこんな感じに。

まだちょっと大きい。これより小さくするにはもっと細い径の芯材を見つけて羊毛を均一に薄く巻きつける技を磨くか、それとも別の方法を考えなきゃ。今のところは最小で手首から指先までが25mmぐらい。
 

よし、ひとまずこれを身体につないでみようっ♪

ううっ (´・ω・`)
ちなみに針金骨格は身長180mm
これではバランスがあまりにも悪い。デカすぎっ!ヽ(`Д´)ノ

仕方が無い。身体をおおきくしよう。
こんなもんでどうよ?!

身長240mmに成長してしまいました。あーうー。
気を取り直して表皮を形成。ポキッ。

あうあう、芯が入ってるから油断するとニードルが折れまする。ご注意ご注意。
だいたいひととおり巻いてこんなふうになりました。

肉付けはかなりテキトーですが大きさの感じはつかめそう。まだもう少し手が大き過ぎる気がするけれど、なんとか許容範囲でしょうか。まだまだ道は遠いですな。

これでも思い返せば随分と進歩したもんです。
初めて指が動く手を作ろうとやってみたときは、こんなだったんですから。

右下が今回の。
ぶはははっ。(ノ∀≦。)

さて予想外に長身お姉さん体型ができてしまいました。どーする?コレ。あいかわらずのマイペースでございます。